アスベストの検査が必要とされています

アスベストとは繊維状珪酸塩鉱物のことで、蛇紋石系のクリソタイルの他に角閃石系の5種類が存在します。主に使われていたのはクリソタイルと角閃石系のクロシドライト、アモサイトです。クロシドライトとアモサイト、クリソタイルの順に毒性が強いという特徴があります。使用量が最も多かったのは毒性の弱いクリソタイルですが、長期間にわたり吸い続けると危険なことに変わりはありません。

アスベストを長期間にわたって吸い続けると石綿肺や肺がん、悪性中皮腫になる可能性があります。最近では代替素材としてロックウールやグラスウールが使われるようになりました。ロックウールは岩綿とも呼ばれており石綿と似ていますが、発がん性がなく安全なので安心して使うことができます。グラスウールがガラス繊維で作られておりロックウールと同様に安全な素材です。

アスベストは耐久性や耐摩耗性、耐火性だけでなく耐薬品性や絶縁性も優れています。さらに価格も安いので1941年頃から2006年に禁止されるまで大量に使用されました。古い建築物には現在でも残っているため検査が必要になることがあります。アスベストの検査が必要な場合には養生を適切に施して飛散を防ぎつつ、専門の機材を使用しなければなりません。

非常に危険なので自分で行おうとせずプロの検査会社に任せることが大切です。インターネットで検索すれば様々な検査会社のホームページを見つけることができます。各社の料金やサービス内容、アフターフォローや過去の実績などを比較して最適な会社を選ぶとよいでしょう。アスベストの検査のことならこちら